ARを用いた作業支援は高額なデバイスを現場に持ち込まなくてはならず、現状にそぐわない場合があります。また、スマートグラスではハードウェアのスペック上、スムースな3次元表示ができない場合があります。
そこでAtlas Remoteを使う方法がありますオフィスの作業支援者のPCのVRLite ver4にXRLite Editorで作ったプロジェクトを表示し、Atlas Remoteを使って現場の作業者のスマートグラスに画面の映像を転送する方法です。
いままでは現場作業者が手を止めて紙のマニュアルから該当のページをめくって探す行為が必要でしたが、この方法により現場作業者は作業支援者に「次の工程を見せてください」「もう一度再生してください」「逆の方向から見せてください」など音声で依頼します。現場作業者は手を止めることなく目的の画面を見ることができます。一方、作業支援者も図面や音声のみによる支援に加えより的確に情報を伝えることが可能になります。
例えば、組み立ての作業手順をVRLite Ver4と共に指示したり、オフィスに残っている図面から起こした3Dと現場を比較など様々な用途が考えられます。