たとえば、
図面は共有フォルダ
過去不具合は別のExcel
写真は共有サーバ
注意点は紙のメモ
応急対応の勘所はベテランの頭の中
というように情報が分散していると、現場では対応より先に「資料探し」が始まります。
初動の遅れが発生する
この状態でまず起きやすいのが、初動の遅れです。
何を確認するべきか、どの資料を見るべきかがすぐ分からず、数分、十数分のロスが積み重なります。設備停止時には、この遅れ自体が大きな損失になります。
ベテラン依存が強くなる
次に起きるのが、ベテラン依存です。
資料があっても辿り方が分からないため、「あの人に聞けば分かる」という運用になりやすい。これは知識が人に集まっているというより、情報への道順が人に依存している状態です。
同じトラブルで毎回ゼロから調べる
さらに、同じようなトラブルで毎回ゼロから調べることも起きます。
過去不具合の記録や写真、注意事項が残っていても、設備や該当箇所とのつながりが弱いと再利用しにくくなります。その結果、以前と似たトラブルなのに、毎回また探し、また確認し、また判断することになります。